【心遣いアンテナ10 病院】

今回は私が視力回復の手術を受けに、大阪の病院まで行ってきたお話です。

視力が悪い人に質問です。
また自分が考えているようりも比較的安価で、簡単に手術をして視力が回復するとしたら・・・。
あなたなら手術をすぐに決意することができますか?

目の手術となるとどうしても「手術が失敗して目が見えなくなったらどうしよう」といった不安感などを持つのが通常だと思います。
私が手術を受けたのは、大阪にある病院なのですが、そこには様々な心遣いが満載でした。

例えば、まずその病院はビルの高いところにテナントとして入っています。
あの理由は様々な理由があるとは思いますが、私が考えるにまずビルに入っていくのと病院である建物に入るのでは緊張感が全然違ってきます。
最近では、病院といえども、ちょっとデザインされた病院も増えてきましたよね。

そして次に入ってビックリだったのが、ビルの高いところにありしかも壁一面が窓になっており、大阪の街が目の前に広がります。
初日はメガネをかけて検診に行ったのですが、「この風景を裸眼で見られるようになれる」というワクワク感が無意識のうちに自分の中に広がっていくのがわかります。

待合室には、リラクゼーションを促すオルゴールミュージックが心地良さを増します。
(これは歯医者や病院でも行っているところが多くなりました。)
待合室は椅子の配置にも気を配り、お互いが向き合わないように窓側に向いています。
また水も自由に飲めるようになっています。

他にも県外から来られる患者も多いようですし、検査では移動が多いので、そのことを十分に認識し、手荷物をロッカーに入れるスペースさえ用意してあります。
(ロッカーに入らない大きな荷物は受付で預かってくれるみたいです。)

またスタッフの対応も丁寧ですごく安心できます。
私の受けた検査士の方は、検査の時に機械で軽く鼻に当たった(触れた程度)のですが、当たった瞬間は勿論のこと、最後にもう一度謝るという徹底ぶりです。

その検査士の方は私の瞼に触れるときも「私の手はすごく冷たいですよ。」と触る度に声をかけてくれます。
当然、そういった安心できる対応は検査士の方だけでなく、医師のインフォームド・コンセント、受付での対応も親切・丁寧です。

私はあんまり手術に対して、不安感はあまりなかったのですが、不安感を抱く方には最高の安心感を与えるサービスのプロだと感じました。

その病院は視力回復の手術を専門に行っているようなのですが、患者の数はかなり多い感じです。
流行る理由、何となくわかりますよね。
病院に限らず、どんなお店でも常にお客様の立場に立った心遣いができるお店は流行るのではないかと考えています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました