【心遣いアンテナ33 カメラを持つこと】

最近は、デジカメの普及や携帯電話に付いているカメラの影響で誰でも気軽に写真を撮れるようになってきました。
デジカメのお陰でその場で写真を確認し、しかも失敗した写真はすぐに消すこともできるので失敗を恐れることなく写すことができるようになりましたよね。
デジカメをわざわざ持ち歩かなくても、最近の携帯電話はそこそこの画素数もありいつもカメラを持ち歩いていると言ってもいいのでしょう。

アンテナはいつも張り巡らせることにより、そして感度をあげていくことにより、自分の中にあるアンテナは磨かれていくのです。
実は自分の中で気づかないで素通りしている情報は膨大で、その中に自分に必要な情報を少しでもキャッチすることができるようになればきっと今よりももっと心遣いといった行為に繋がるはずです。
そのためには日常生活にある気付きが大切です。

今回はカメラを使って自分の中のアンテナを磨くということを書いていきます。

1)カメラを持っているということに気付くこと
カメラを持っていても、そのことを意識できなければ持っていないと同じことです。
先ほども書きましたが、気付く力を磨いていくわけですからそんな良いカメラを持つ必要はありません。
携帯電話に付いているカメラで十分ではないでしょうか。

2)テーマを決める
自分の中でのテーマを決めるとそこに意識が向きます。つまりアンテナが張り巡らせている状態になるのです。
そのテーマはそんなに凝ったものでなくても構いませんし、ずっと同じテーマでないと決まっているわけでもありません。
毎日変わっても構いませんし、週ごと、月ごと、季節ごとに変えていっても構いません。

3)外に出ること
家の中にも情報はたくさんあるとは思いますが、やはり外にある情報は膨大です。
その辺りに咲いている名前も知らない小さな花に感銘を受けるかもしれませんし、今の季節であれば山を見て紅葉の進み具合や、以外に紅葉する木の少なさに気付くかもしれません。
写真には撮れませんが、深呼吸をしてみると冬に近づいていく空気の冷たさを感じるかもしれませんし、鳥の鳴き声や虫の声に意識が向くかもしれません。
外に出ることで五感が刺激されていくはずです。

そういった中で自分の決めたテーマに沿って自分で決めてシャッターを押すのです。
その写真はその瞬間のものです。その瞬間時が止まった写真を見てもう一度その撮った時のことを思い出すということも大切です。

カメラを持つことで想像力を豊かにできるとともに自分の中での気付きを与え、シャッターを押すといった自己決断力も鍛えていくことができると思います。
是非、実践してみてください。

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