【心遣いアンテナ7 相手を想うこと】

これはある漫画で読んだお話。

ある病院に勤める医師(男性)と病院の掃除をする人(女性)とのちょっとした恋愛のお話です。

恋愛のお話はここではどうでもいいのですが、ここでは私が感じたことを私の観点で書いていきます。(はっきり憶えてないのでちょっと脚色ありかも??)

その医師はお昼の御飯には必ず白御飯と梅干しか食べなかったそうです。

それをずっと見ていたのが掃除をしていた女性。その女性はずっと「あの人は医師をしているのにお金がなくて可哀想だ。」とずっと思っていたそうです。
それがあまりにも不憫である日その医師に手作りの弁当を持っていったそうです。

だけどそこで食べてくれるのは、他のおかずには全く手を付けず白い御飯と梅干だけ。それを何回作っても必ず白い御飯と梅干だけ。

だけど休日にはデートをするようになり、デートの時には普通に何でも食事をしているのです。疑問に思い、ある時遂に「何故お昼はいつも白い御飯と梅干しか食べないの?」と質問をしてみたそうです。

そこで医師からの言葉、「私の診察に来るのは健康な人はいない。ひょっとすれば美味しい物を食べたくても食べることができないかもしれない。そこで私がお昼に食べた美味しそうな匂いをさせていたら患者はどう思います?」と返ってきたそうです。

そこで「この心遣い」に惚れて結婚をするというお話。

さてこれを読んでいる皆さんは医師の人はほとんどいないでしょう。
しかしこの「心遣い」は何も病気の人だけに限っての心遣いではないことはわかるはずです。

例えばあなたがとても大好きな人と初めてのデートをする時、あなたは決して匂いのキツイ物を食べていくことはないと思います。

そこには匂いだけに限らず、少しでも自分のマイナス要素を失くすため、あれこれと考え何とかプラスの要素を増やせるように努力をするはずです。

人の心理からすると第一印象がとても重要で、その第一印象が悪ければその印象を回復させていくだけでもかなりのパワーが必要になってきます。

当然その逆のテクニックもあり、印象を悪くしておいてから「実はこの人良い人だったのね。」と思わせることもあります。このテクニックの欠点はある程度の印象の悪さを調整しなければなりません。
つまり下手をすると本当に印象の悪い人になり、嫌われてしまう可能性もあります。

人とのコミュニケーションを行っていく上で、この「第一印象をいかに良くしていくか」が実はとても重要になってくるのです。

あなたは「人からどんな印象を持ってもらいたいか」ということをもう一度よく考えて人と接してみるとまた違ったコミュニケーションが取れるのではないでしょうか?

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