【心遣いアンテナ66 裏切る】

「え!裏切ることが心遣い?」と思ったかもしれません。

そうなんです!
予想を裏切るにも良い裏切り方もあれば、悪い裏切り方もあるのです。
ここで言うのはもちろん良い裏切りの方です。

みんなができることをしてもそれは当たり前にしかならないのです。
確かにその当たり前のことができない人もいますので、それだけでも心遣いになる可能性もあるのですが、心遣いのできる人はその上をいきます。
心遣いのできる人は相手の想像を超える想像力とそれを実行する力があるのです。
想像するだけで実行がなければ相手には伝わるはずがないことはわかりますよね。

これまでに心遣いアンテナということで私が考えられる(また感じられる)ことを文章にしてきました。
どこまでみなんさんの想像力をかきたることができたかはわかりませんが、心遣いの言い方を変えると仕事であればサービスと言えます。
このサービスを調べてみると、「経済用語においては、売買したものが後にモノが残らず、効用や満足などを提供する、形のない財のこと」とあります。
効用や満足が財ということになるのでしょう。

「あまりサービスをやりすぎるとよくない」という話を聞いたことがありますが、私はやりすぎるということはないのではないかと思います。
そこにはやりすぎてしまうことに相手が慣れていないということがあるのではないでしょうか?
大事にされる経験が少ないといざ大事にされると恥ずかしさで対抗があったり、また大事にされることで本心は違うのではないかと疑ってしまう人すらいるようです。

ですので私はみなさんがどんどんと良い意味で期待を裏切り、周りの人を大事にできる環境をどんどん作って欲しいと考えています。
そうなれば、大事にされたと感じる人が増え恥ずかしさや疑うことも減るのではないでしょうか?
心遣いはする側の気持ちも大事ですが、受け取る側の気持ちも大事ということですよね。
どちらかが一方通行になってしまっていては、先ほどサービスのことを書いた効用や満足といった財は生まれません。
財を得るにはまず自分が大事にされたという素直な気持ちを持つことをどうすればいいのか考えるということもまた相手に対する心遣いになります。

心遣いをする人、また受け取る人が交互に変化していきながらお互いの関係を良くしていけるような裏切りをぜひ広げてください。
これからももっと色々な心遣いを意識していくつもりですが、ぜひみなさんもこんな心遣いがあるということを私に教えてください。
今後も心遣いを意識し、披露させていただきますね。

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